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2013年4月23日火曜日

PENTAX auto110

またまたおもしろカメラをゲットしました。
PENTAX auto110です。
オートワンテンと読むそうです。

このカメラは機種名のとおり110フィルムを使用する一眼レフカメラです。





システムカメラ一式として入手しました。(SLR SYSTEM)
内容は本体、18mmレンズ、24mmレンズ、50mmレンズと
それに付随するフィルター(スカイライト、UV、クローズアップなど9枚)とフード3種
ストロボ、モーターワインダー兼グリップ、などなど豪華なセットです。
1979年くらいのもので、当時価格は\80,000ほどだったようです。

カメラは絞り2.8固定で、シャッタースピードが光量に応じて可変するオート。
もちろん、AFではないのでピント合わせはマニュアルです。
ファインダー内に、緑とオレンジに光るインジケーターがあり、光量不足か適正かが分かります。
ピント合わせはファインダー内のセンターにあるサークルでよく確認できます。

レンズは24mm(写真中央)が基本と考えられているようで、フィルターも一番多く4種類あります。
24mmを常用に、それ以上以下で18mm、50mmを使うと良いかも知れません。

面白いと思ったのは、50mmでのクローズアップ撮影。
いわゆる50mmマクロとして撮影が可能です。
例えば、花に接近して背景をぼかすなどのシーンでは良いと思います。

 このカメラも実はポラロイドなどと同じようにフィルムの問題を抱えております。
110フィルムはフジフィルムでは生産終了しており、私の知る限りでは現在、ロモグラフィー
または、Fukkatsuというフィルム程度があるのみです。
フジがフィルムを作っていれば、まだカメラとして使えるのですが、ロモや何だか知らない
メーカーのものだとどうしてもトイカメラ的な画質になります。
その辺の割り切りは少なからず必要かもしれません。

もともと110カメラは私が子供の頃にも、ドラえもんの子供用のカメラでも使用されていたように
最初からトイとしての面があったように思います。
そのドラえもんのカメラは、撮影すると、写真の一部にドラえもんが写るというものでした。
これは、カメラ内部に ドラえもんがごく小さく印刷されたフィルターが入っていて、
それがフィルムに写りこむという、本当に子供向けのカメラでした。
実際、移りも135フィルムなどと比べても、良いというものでは無かったようで、
すぐに衰退していったように思います。
父はバー型の110カメラを持っていた記憶がありますが、あまりそれで撮ってもらったという
記憶がないです。


さて、このカメラ、特筆すべきはその大きさ。
現在大変人気のあるPENTAX Qシリーズ、これも大変小さなカメラですが、
それより更に小さい感じです。
このサイズで、しっかりとペンタプリズムのある一眼レフなのですから驚きです。
その大きさ感をiPhoneやBICボールペン、135フィルムと並べて撮影してみました。↓


一番右に置いてあるレンズは24mmレンズですが、本当に親指の先ほどしかありません。
大きさ感をうまく撮影できなかったので、拾い物画像もアップしておきます。




まさに手のひらサイズ。

現在でもファンや当時持っていたというようなカメラファンの方など、
よく愛されたカメラであることは間違いありません。
実際に、PENTAXでは後継機とまでは言えないのかも知れませんが、
Optio I10(これは110表記を完全にモジっていますね。)や現行のQ、Q10などがあることからも
伺えます。




ただ、これらの機種で残念というか私が食指が動かないのは、ファインダーが無いこと。
コンデジなので、搭載はコスト面から絶対に搭載されないのは分かっていますが、
私はあの両手を伸ばして画面を見ながら撮影するスタイルに抵抗があるので、
ほとんどのカメラはファインダーもしくはEVFのあるカメラです。
QシリーズにEVFがあれば欲しいのですが・・・。

auto110には電源としてLR44ボタン電池を2ヶ使用します。
これは、ファインダー内のインジケーターやシャッタースピードの可変に使用されているようです。
ちなみに電池を入れないと当然、シャッタースピードは可変しません。
他にストロボのシンクロでも使っているように思います。(内部基板あり)

このようにちゃんとした一眼レフでありシステムカメラであり、前述のドラえもんカメラとは
訳が違うということが分かります。
当時、ミノルタなどからは110フィルムを使う高級機などもあったようですが、
この110フィルムは不運でした。というよりも135フィルムがパーフェクトすぎるのかも知れませんが。
どこのメーカーでも良いので、フィルムを作ってくれて、現像もしてくれる店がある限りは、
このカメラもまだまだ生きていけます。

デジタルカメラが一般的になっている今、このようなフィルムカメラが逆に私には
センセーショナルに写ります。現在のデジカメの電化製品的な売り方、ほんの少しのマイナーチェンジ
などでも新製品と銘打って売っていることや、EOS-1Dを買ってしまったことによって、それ以下の
カメラに魅力を感じない、キヤノンにだけ関して言えば、10Dや20Dを使っていても、頭のどこかに
絶えず1Dの存在があって、引け目を感じながら撮影していい写真が撮れる訳が無いんです。
現在に置き換えて言えば、5D、6D、などを使っていても頭のどこかに1Dの存在あるというのと同じです。また、kissなんかは本当に嫌な売り方だと思います。デジタル一眼初心者にも買える価格や、
ユーザビリティ、廉価レンズのセット販売など、魅力はあります。が、所有欲や写りは到底1Dには
敵わないし、まぁkissを買う方はファミリーだったり初心者だったりだと思うので、1Dなどという
カメラがあると知らないかもしれません。下位機種でレンズなどの資産が整ったら、ぜひ1Dを使ってみて欲しいです。
最初はその大きさや重量に圧倒されると思いますが、これさえあれば何も要らないと思うと思います。
そこまでの所有欲を満たしてくれるデジタル一眼はEOS-1D(Mark○○は問いません)にしかありません。
これは私の実体験です。どんな撮影にも応えてくれる最高の相棒です。
だいぶ脱線しましたが、そんなデジタル一眼を使っていた私にとって現在の市場は魅力が無くて、
よっぽど一大転機なカメラが出ないことにはデジタル一眼を買うことは無いと思います。
そんな現在なので、このような気楽でいて且つ所有欲を満たしてくれるカワイイヤツ。
に魅力を感じてしまっているのかもと思います。

※上記は他意はありません。私感です。

写真はプリントしてこそ写真。
デジカメで撮影すると、液晶画面やパソコンの画面で直ぐに見られることは
良いことでもありますが、そのためわざわざ現像に出さないというのはとても悲しいと思います。
一度で良いので、カメラ店で現像を頼んでみてください(スピードプリント機ではなく)。
撮影することの楽しさも、写真を眺める楽しさも、カメラがもたらしてくれるものです。
写真にプリントしないなんて、楽しみの1つを無駄にしていますよ。

長くなりました。
大人になって、子供の頃に憧れたカメラを買う。
何かとてもほっとします。

PENTAX auto110
そんなことまで懐古させ、現在の悲しさまで思い出させてしまう。
それだけでも、買って良かったと思います。

この先いつまでこのカメラで写真が撮れるだろう。
その時まで、大切に使おうと思います。

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